6月1日に柔道整復・あはきとも療養費の改定が行われましたが、本年度は6月と10月に分けて施行されます。10月のあはきの療養費改定について、現時点での改定内容は以下の通りとなります。
【10月1日施行の療養費改定内容】
①往療料の距離加算廃止及び離島や中山間地等の地域に係る加算の創設
往療料の距離加算(4㎞超 2,550円)を廃止とし、離島や中山間地の地域に係る施術料の加算(特別地域加算 1回につき250円)を創設します。
②往療料の見直し及び訪問施術料の創設
往療料を見直し、定期的ないし計画的な往療により施術を行う場合は、施術料と訪問に係る往療料を包括した訪問施術料を導入します。
③同一日・同一建物への施術
同一日・同一建物への施術で、その建物には患者が1人だけではない場合もあり、往療料を含めた1人あたりの料金を、施術料と訪問に係る往療料を包括した訪問施術料1,2,3として設定する。また、訪問施術料3は、「3人~9人」の場合と「10人以上」の場合に区分して設定する。
④往療内訳表の廃止
訪問施術制度導入に伴い、往療内訳表の見直し(廃止)を行います。療養費支給申請書(レセプト)の見直しに合わせて、現在の往療内訳表の記載内容を療養費支給申請書に反映することで、往療内訳表の添付が不要となります。